出会い系サイトと孤独感

予想以上に固そうな話になってしまっている。でも、「ちょっと真面目に」ということを掲げているので、この調子で書き続けていこうと思う。徐々にくだけていくかもしれないけれど。さて、今回は少し古いけれど、web上で見つけた「出会い系サイト」の研究論文について少しみてみようかと思う(また固い話…)。2005年発表となっている。この論文の目的は「出会い系サイトの利用目的を分類する」となっており、そのタイトルは『出会い系サイトの利用と孤独感-誰かと出会いたい人と誰かと話したい人-』となっている。結論から言えば、出会い系サイトの利用目的は「関係形成」と「会話」の2つに分類されている。詳細な方法は論文を参考にしてもらいたいが、出会い系サイトの利用者ツーショットダイヤルは会えるのか「孤独感」に関するアンケートを行う。そして「孤独感」が高い人と低い人とではその利用目的がどう違ってくるのか?ということを述べている。論文では先ず、出会い系サイトの利用者が行っているコミュニケーションが「コンピュータ媒介型コミュニケーション(Computer-Mdiated Communication;CMC)」であると定義する。なんか難しそうな単語だけれど、要はインターネットでメールを媒体として、他人と関係を作ってるということ。そんで、このCMCは主に1.攻撃的なメッセージの応酬が起こりやすい2.対面・電話などの社会的コミュニケーションを縮小させるというネガティヴな面と、1.「真実の自己」が表現されやすい2.親密な友情関係や恋愛関係を築けるというポジティヴな面の研究があると紹介されている。出会い系サイトはそういった形式のコミュニケーションですね、というお話。そして、肝心の結論はというと、孤独感の高い人は低い人よりも『関係形成』を目的としていて、孤独感の高低で利用目的は違うという感じ。…うむ。そりゃそうだね。と、読んでて正直思ってしまった。ま、でも、真剣に出会いを求めてる人もいれば、興味本位でやってみた人もいるわけで、利用者の「自分と相手との目的が必ずしも一致しているとは限らない」という「認識の欠如」の指摘もあり、なかなか面白かったとも思う。今読んだら「当たり前じゃねーか」と思うようなことかもしれないけれど、それを確認することもたまには必要なのかな。とか、それらしいこと言ってまとめて今回は終わり。